教室紹介

教室の歩み

教室の歩み

当教室は1985年、総合医療センターの開設に伴い、東京慈恵会医科大学第二内科より故・磯田和雄先生を初代教授として迎え、第4内科学講座として発足しました。腎臓・神経内科診療を基盤とし、草創期より臨床重視の姿勢を大切にしながら教室の風土を築いてまいりました。

2001年には御手洗哲也先生が第2代教授に就任され、内科医としての総合力を重視した人材育成と研究体制の強化が進められました。2006年の診療科再編により神経内科が独立し、当教室は腎・高血圧内科として新たな歩みを始めています。

2014年には、腎生理学と臨床の両面で教室を支えてこられた長谷川元先生が第3代教授に就任されました。血液浄化センターの整備、関連病院への派遣体制の拡充、30周年・35周年記念事業の実施、さらには多くの学会・研究会の主催を通じ、診療・研究・教育に加えて地域連携のさらなる発展に大きく寄与されました。

2020年は新型コロナウイルス感染症の拡大により、非常事態宣言の発出や学会のWeb開催が続く困難な状況となりましたが、同年9月に前嶋明人教授が着任しました。2025年4月からは運営責任者として新体制を整え、教室の発展に向けた取り組みを進めています。



第4内科 初代教授  磯田和雄 昭和60年〜平成13年
第4内科 第2代教授 御手洗哲也 平成13年〜平成26年
腎・高血圧内科 第3代教授 長谷川元 平成26年〜令和6年
腎・高血圧内科 第4代教授 前嶋明人 令和7年〜