学生・研修医の方へ

1日の流れ

日々充実した忙しい毎日

出身は静岡県で、大学時代は埼玉医科大学で過ごしました。
卒業後は埼玉医科大学総合医療センターで初期研修を修了し、そのまま同院の腎・高血圧内科に入局しました。
現在は二児の母として、日々充実した忙しい毎日を送っています。

助教

中村 裕美子 NAKAMURA Yumiko

出身校
埼玉医科大学
卒 年
2014年

One Day
Workflow

8:30

出勤

朝は小学生の子どもを見送り、下の子を幼稚園に送り届けてから出勤しています。
毎朝慌ただしく過ごしていますが、1日のスタートが順調に切れた日は、とても清々しい気持ちで仕事に向かうことができます。





8:45

透析室カンファレンス

透析室の1日はカンファレンスから始まります。
特に水曜日と木曜日には、院内のすべての透析患者さんについて、医師・看護師・臨床工学技士・栄養士など多職種が参加してカンファレンスを行っています。
一人ひとりの患者さんの状態を丁寧に把握し、安全で質の高い透析治療を提供できるように努めています。





9:30

GICU

GICUに入室されている患者さんのうち、透析が必要な方については、チーム全員で回診を行い病状を把握しています。
そのうえで、連日の透析が必要か、あるいは持続透析が適切かなどを主治医と相談しながら最適な透析方法を検討しています。





10:00

透析室業務

透析患者さんの診療は、まずベッドサイドに伺うところから始まります。
直接お顔を合わせてお話しすることで、その日の体調や変化をしっかりと把握することができます。
透析患者さんとは基本的に週3回お会いするため、自然と密な関係が築かれます。
そのため、何でも気軽に話していただけるような雰囲気づくりを大切にしています。




12:00

昼食

食堂に行ったり、お弁当を持参し医局で食事を摂ったりします。1日の中でも癒される時間です。




13:30

外来

患者さんの数が多く、一人ひとりに十分な時間を割くことが難しいというジレンマを抱えながら日々診療にあたっています。
それでも、患者さんとの信頼関係が築け、腎機能や血圧の数値が改善したときには、この仕事のやりがいを強く感じます。





16:30

帰宅

現在は時短勤務をしており、16時半に退勤して子どものお迎えに向かいます。
業務が終わらない場合には、同僚の先生方に引き継ぎをお願いすることもあり心苦しく感じますが、皆さんが快く送り出してくださり、日々感謝の気持ちでいっぱいです。




当教室を選んだ理由

研修医時代は、進路について明確に決めきれずにいましたが、研修医2年目の地域研修で沖縄県立宮古病院に2か月間赴いた際に、内科の魅力に気づきました。
高齢化社会の中で、全身を診ることのできるgeneralistの役割が非常に重要であることを実感し、さらに、あらゆる疾患と関わりのある腎疾患の奥深さに強く惹かれました。
また、諸先輩方が患者さんや病気に真摯に向き合う姿に深い感銘を受け、当教室を志望いたしました。

仕事と子育ての両立に関して

現在、小学生の息子と幼稚園に通う娘を育てています。
夫も同じ病院で医師として勤務しており、互いに協力しながら子育てと仕事の両立に取り組んでいます。
仕事も子育ても、どちらも完璧にこなせているとは言えませんが、日々多くの方々に支えていただきながら、そしてどちらも楽しみながら続けています。

今後の目標

生涯医師としての学び続けることが目標です。